地域通貨による「人の恵」と「里山の恵」

僕は里山猪ラーメンを食べながら、
地域通貨による「人の恵と「里山の恵」に心温まった

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2月2日日曜日の午後、地域通貨安房マネーの総会を行い、運営委員の他、会員さんも含め、17名が大山公民館の和室に集まった。2002年に10名で始まった安房マネーは、今年で12年目を迎え、165世帯約300名近くの会員がいる素晴らしいネットワークに成長している。
しかし、運営上のマンネリ化、組織の停滞感、事務手続きの見直し、地域通貨の利用する場が少ない等々、色々な課題がある。総会では、それをみんなでワイワイとディスカッションをした。
311以降、鴨川から安房マネーの仲間がゴソッと西へ移住し、ここ数年、安房マネーのネットワークは少し停滞気味だった。
数百名が集まり、ライブ、トーク、ワークショップ、マーケットと毎回盛りだくさんの安房マネー最大のお祭り「あわのわコミュニティカフェ&マーケット」は311以降、休止状態である。311の一年後に全額安房マネー取引の「プチあわのわ」を開催した以来、やっていない。コミュニティカフェ&マーケットawanovaが毎月、新月にオープンしてくれているので、大きなイベントはないが、小さく集まる交流は途絶えず続いている。
311を境に流れが変わり、現在はかつての勢いはなかった。
しかし設立12年目の安房マネーに、新しい風が吹き始めている。

2000年以降、鴨川および安房地域は第2次移住ブームが起き、都市生活に未来を見いだせなくなった「価値を転換した若い移住者」たちが、地域通貨安房マネーをつくってきた。
そして311以降の今は、新たな第3次移住ブームが起きている。
再び「価値を転換した若い移住者」が続々と移住してきているのだ。今月も2家族の移住が決まった。
そんな新しい安房マネー会員さんが今回の総会に多数来てくれた。
そして、なんと運営委員のメンバーを申し出てくれ、6名もの方が新運営委員になってくれたのだ!毎年、運営委員のメンバーを募集していたが、中々増えなかったので、これは快挙だ!

総会後、近所に住む新運営委員のめぐちゃん(彼女も去年の夏に移住してきて、鴨川ライフを満喫している)の築300年の「天空の古民家」へ場所を移した。丁度、長野県上田市の地域通貨「ま〜ゆ」のメンバーであるポリさんが鴨川に来ていたので、「ま〜ゆ」のお話しを聞きながら、猪ラーメンを食べようということになったのだ。この猪は先月、安房マネーのメーリングリストに投稿された「猪が捕れたので、猟師さんと解体して、肉を持って帰りたい人は至急来てください〜!」という案内に、安房マネー会員のたくましい女子たちが集結し(もちろんめぐちゃんも!)、自分たちでさばいた猪なのだ。そして、その猪の骨をコトコト煮込んでトンコツ風のスープをつくり、肉はチャーシューにし、地元の白菜をたっぷりのせた里山猪ラーメンをつくったのだ!さらに麺も、近所に住む安房マネー会員さんにつくってもらった自家製麺なのだ。
う〜む、凄い!安房マネーの見事なネットワークで、こんな「恵」が生まれるとは!
囲炉裏を囲み、しみじみ地域通貨による「人の恵」に感謝しながら、みんなで「里山の恵」を美味しく頂いた。
それにしても、里山猪ラーメンはうまかった〜!!

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